フィリピンの東で大型の台風20号が発生しました。台風20号周辺の湿った空気の影響で、この先南西諸島は大気の状態が不安定になり、雨の強まる所がありそうです。風も強まる所があるため、強風や高波にも注意が必要です。
最大瞬間風速は35メートルに 今後の進路は?
気象庁によりますと、22日3時、フィリピンの東の北緯13度10分、東経128度10分において、熱帯低気圧が台風第20号になりました。
台風は1時間におよそ30キロの速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は994ヘクトパスカル中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径560キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
【画像で見る】今後の雨・風シミュレーション
台風の中心は、12時間後の22日15時にはフィリピンの東の北緯14度40分、東経127度35分を中心とする半径65キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は990ヘクトパスカル中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
24時間後の23日3時にはフィリピンの東の北緯15度30分、東経126度20分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は985ヘクトパスカル中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
48時間後の24日3時にはフィリピンの東の北緯17度50分、東経122度35分を中心とする半径155キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は980ヘクトパスカル中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
72時間後の25日3時には南シナ海の北緯17度40分、東経119度40分を中心とする半径220キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は980ヘクトパスカル中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
この方面の船舶は十分警戒してください。
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