マリアナ諸島付近で“台風のたまご”となる熱帯低気圧が発生しました。
気象庁によりますと、25日正午に台風に発達する予想となっていて、発生すれば21号となります。
今後、西寄りに進む見込みで、来週には沖縄に近づく可能性もあります。その後、進路を北寄りに進んで日本に影響が出る恐れもありますので、今後の気象情報に注意してください。
気象庁によりますと、マリアナ諸島付近にある熱帯低気圧は24日正午現在、西にゆっくりと進んでいます。中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。
熱帯低気圧は今後、発達し、速度を速めながら西寄りに進む見込みで、25日正午には台風に変わる見通しです。中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルと予想されています。
その後も西寄りに進み、29日午前9時にはフィリピンの東、沖縄本島の南の海上に進むものとみられます。進路はまだはっきりとしていないため、来週後半以降、日本に影響する可能性もあります。
また台風から離れていても暖かく湿った空気が流れ込んで、激しい雨となる所もありそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
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