だんだんと秋の深まりを感じられる時期になってきて、秋の味覚である栗も旬を迎えています。そこで今回は、秋の味覚の代表格である栗についてご紹介します。
まずは栗の仕組みから。栗の一番外側の部分は「イガ」と言い、栗の皮にあたります。そして一般的に栗の皮と思われている部分が、鬼皮と言い、栗の「果肉」にあたります。実は、普段私たちが食べている部分は、渋皮と中身にあたります。そしてこの渋皮と中身はよく栗の果肉だと思われがちですが、この部分は実は「種」なんです。種を食べているというのは驚きですよね。
そして、栗にはたくさんの栄養が含まれています。主な栄養素としては、糖質やビタミンC・カリウム・食物繊維・葉酸などです。糖質は、分解や吸収が早く即効性のあるエネルギー源です。ビタミンCには抗酸化作用があり、肌の老化防止や生活習慣病の予防に役立ちます。カリウムはむくみ防止や高血圧の予防に役立ちます。食物繊維には善玉菌を増やす効果が期待できます。そして葉酸は、新しい赤血球を作るために必要な栄養素です。
秋の味覚をたくさん楽しめるこの時期。栄養たっぷりの栗を食べて、秋をぜひたくさん感じてください。
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