台風の影響を受ける?三連休の天気は?
※1日(金)16時35分気象庁発表
気象庁によりますと、西日本では2日(土)にかけて、東日本では2日(土)から3日(日)にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
西日本では2日にかけて、東日本では2日から3日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、九州北部地方は2日は土砂災害に厳重に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
[気象概況]
前線が東シナ海から九州南部付近にかけて停滞しています。また、前線の南側には台風第21号があり、東シナ海を北上しています。西日本では、強い雨が降っている所があります。
台風第21号(コンレイ)は、1日夜には東シナ海で温帯低気圧に変わりますが、台風から変わった低気圧が、前線を伴って東シナ海を東北東に進むでしょう。また、2日は前線上の西日本で別の低気圧が発生し、3日はじめにかけて東日本を通過する見込みです。
低気圧や前線に向かって、台風第21号を起源とする暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[雨の予想]
西日本では2日にかけて、東日本では2日から3日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 150ミリ
北陸地方 120ミリ
東海地方 180ミリ
近畿地方 150ミリ
中国地方 150ミリ
四国地方 250ミリ
九州北部地方 250ミリ
九州南部 180ミリ
[防災事項]
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
九州北部地方(山口県を含む)の天気は?
※1日16時07分福岡管区気象台発表
九州北部地方では、2日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
また、対馬海峡と九州西海上では、2日明け方から昼過ぎにかけて、非常に強い風が吹き、うねりを伴った大しけとなる所があるでしょう。
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
山口県 30ミリ
福岡県 30ミリ
佐賀県 40ミリ
長崎県 30ミリ
大分県 20ミリ
熊本県 30ミリ
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
山口県 70ミリ
福岡県 70ミリ
佐賀県 70ミリ
長崎県 70ミリ
大分県 60ミリ
熊本県 60ミリ
1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
山口県 250ミリ
福岡県 250ミリ
佐賀県 250ミリ
長崎県 250ミリ
大分県 180ミリ
熊本県 180ミリ
[風の予想]
2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
対馬海峡 20メートル (30メートル)
九州西海上 20メートル (30メートル)
陸上 15メートル (30メートル)
[波の予想]
2日に予想される波の高さ
対馬海峡 5メートル うねりを伴う
九州西海上 6メートル うねりを伴う
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