低気圧や前線の影響で、西日本から東日本の広い範囲で、非常に激しい雨が降ったところがありました。雨の範囲は東へと移動していて、雨雲は太平洋へと抜けつつあります。
気象庁は、西日本では2日は、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼び掛けるほか、西日本から東日本では3日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼び掛けています。
気象庁によりますと、低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、西日本や東日本では大気の状態が非常に不安定となっていて、雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨の降っている所があるということです。また、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所や増水している河川があるとしています。
低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本では引き続き大気の状態が非常に不安定となる見込みです。3日午後6時までの24時間に降る雨の量は多い所で、東海と関東甲信で80ミリと予想されています。
今後は雨雲が抜けて、3日は全国的に晴れる所が多くなりそうです。ただ、4日は北日本に低気圧が近づく見込みで、大気の状態が不安定となりそうです。
また、5日以降は大陸の高気圧が日本付近に張り出すため、“西高東低”の冬型の気圧配置となる見込みで、北日本や北陸では曇りや雨となる日が多くなる見込みです。
週間天気では、6日と7日の札幌に雪マークが付きました。冬の足音が近づいてきています。冬の準備を進めたほうがよさそうです。
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