富山地方気象台は8日、標高3015メートルの北アルプス・立山の山頂付近に雪が積もって白くなっているのが、富山市内から確認できたとして、今シーズンの初冠雪を観測したと発表しました。

立山の初冠雪は去年より31日遅く、気象台が1939年に観測を始めて以降2番目に遅いということです。

NHKが富山市の呉羽山に設置したカメラからも立山の山頂付近が雪に覆われている姿が見られました。

標高2450メートルの立山の室堂平にある「ホテル立山」の従業員は「おととい雪が降って、ホテルの周辺が一気に白くなりました。今は10センチほど積もっています。ことしはなかなか雪が降りませんでしたが、やっと降ってきたという感じです」と話していました。

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