ズワイガニ漁は石川県内では6日解禁されましたが、しけの影響で8日が今シーズン初めての漁となりました。
このうち県内で最も多くの底引き網漁船が活動拠点としている輪島港では、元日の地震で海底が隆起したり岸壁が壊れたりしたため漁に出られない状態となりましたが、設備の復旧作業が進められ、およそ10か月ぶりに本格的な漁が再開されました。
そして今シーズン初めてのズワイガニ漁に出た底引き網漁船32隻は8日午後、港に戻り、次々と水揚げしていきました。
石川県漁協によりますとズワイガニは8日夜、金沢港で競りにかけられたあと9日、県内各地の店頭に並ぶ予定だということです。
石川県漁業協同組合輪島支所の池豪志販売課長は「おいしい輪島の水産物を食べてもらい輪島港が頑張ることで、能登の皆さんに力を与えたい」と話していました。
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