気象庁によりますと、暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、沖縄県や鹿児島県の奄美地方で局地的に雨雲が発達しています。
気象庁は線状降水帯が発生して非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして、沖縄本島北部に午前0時7分、奄美地方に午前0時37分、いずれも「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。
また、レーダーによる解析では沖縄県の東村付近では午前0時までの1時間におよそ120ミリ、国頭村西部付近と国頭村東部付近では、午前0時30分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
沖縄・奄美ではこのあとも非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や洪水の危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに安全を確保するよう呼びかけています。
落雷や竜巻などの突風にも十分注意して下さい。
沖縄 大宜味村「高齢者等避難情報」
沖縄県大宜味村は大雨警報が発表されたことを受けて、午前0時19分に村内全域に高齢者等避難の情報を出しました。
5段階の大雨警戒レベルのうち警戒レベル3の情報で、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかけています。
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