台風25号に関する気象情報を沖縄気象台が14日17時23分に発表しました。

それによりますとフィリピンの東にある強い台風25号は、今後北上し、17日には先島諸島の南海上に進む見込みです。

台風の進路等によっては、沖縄本島地方では16日から17日頃にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
また、先島諸島では17日頃は大しけとなるおそれがあります。

[気象概況]
強い台風25号は、14日15時にはフィリピンの東の北緯17度50分、東経122度10分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。

中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

また、中心の北側330キロ以内と南側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は、今後北上し、17日には先島諸島の南海上に進む見込みです。

[潮位の予想]
15日に予想される最高潮位
  宮古島地方 標高 1.3メートル

[防災事項]
沖縄本島地方では16日から17日頃にかけて、雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。
また、先島諸島では、14日からうねりを伴い波が高くなり、16日からしける見込みです。高波に十分注意してください。
なお、台風の進路等によっては、17日頃は大しけとなるおそれがあります。

宮古島地方では、15日は海岸や河口付近の低い土地では高潮による浸水や冠水に注意してください。

気象庁は台風25号(ウサギ)の進路などを14日15時50分に更新しました。
それによりますと17日には沖縄の南でほとんど停滞する見込みです。

【台風24号(マンニィ)14日16時20分表】
台風24号(マンニィ)はフィリピンの東を20 km/hで西南西に進んでいます。
19日には南シナ海に進む見込みです。

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