今シーズン一番の強い寒気が流れ込んだため、全国400地点以上で今季の最低気温を記録しました。この寒さはまだまだ続きそうで、20日の朝は今朝よりも寒くなる予想です。
「一気に冬が来た」汗ばむほどの気温から一転
つい最近まで、汗ばむほどの気温でしたが、5週間後はクリスマスイブ。
19日は寒さも12月並みで、都心の最高気温は13.2℃で、18日より5.7℃も下がりました。午後6時には9.7℃を観測し、気温が1桁台に突入しています。
東京クリスマスマーケット 来場者
「一気に冬が来たなって感じで、もっとあたたかい服装してくればよかったなって。(Q.足元寒い?)寒いです」
「雪だるまとチュロスのホットチョコレートを頼みました。すごく寒くて温かいものが飲みたくて。すごく寒いです。きょうからコート着ました」
午後9時時点で、全国914地点中431地点で今季最低気温を観測。18日から19日にかけ、各地で初雪となりました。
外国人観光客
「初めてです。今まで雪は見たことがなかった。とてもきれいだ」
福島県の「ENリゾートグランデスノーリゾート」では、スキー場の景色が1日で銀世界になりました。
積雪は一晩で10センチ以上、さらに人工降雪機26台がフル稼働していて、寒さが続けば、予定通りオープンできるそうです。
担当者
「つくった雪も一度すべてとけるようなことが去年は続いたが、今年も暖かい時間はあるが、何とかスタッフで調整しながら雪づくりを続けている状態」
気象庁が発表「雪の降る量は平年並みか多くなる見通し」
気象庁は19日、冬の天候の見通しを発表しました。今年の秋は顕著な高温でしたが、12月、1月、2月の寒さは平年並み、雪の降る量は平年並みか多くなる見通しだということです。
積もった雪から飛び出した2本の角、実は車のワイパーです。
青森県の一部では18日、全国で初めて雪警報が発表され、酸ケ湯では18日一日で積雪が0センチから69センチになりました。これは1日の積雪量として、11月最大の記録です。
京都からの観光客
「『猛暑だから大丈夫』『雪降らないよ』って。でも去年の今頃、すごく雪が売っていたから、やっぱり降るんですね。(Q.いざ雪を体感してみると)もうお腹いっぱいです」
東京・品川区のおでん専門店「後藤蒲鉾店」で、買い物客がおでんを買い込んでいるのは、20日に備えているからです。
買い物客
「明日はきょうよりも寒いからね。きょう買って置いておいて、明日食べるの。すごい染みるの」
20日の朝、東京は19日より低い6℃まで冷え込む予想で、今週は冬を感じる1週間になりそうです。
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