まもなくはじまる 「ふたご座流星群」

「ふたご座流星群」がまもなく始まります。毎年ほぼ一定して多くの流れ星が見られ、極大期には1時間あたり60個と予想される三大流星群のひとつです。一晩中観測できるチャンスがあって、流星出現期間は12月4日(水)~、極大期は12月14日(土)未明と予想されています。

ふたご座流星群を見よう

放射点がある「ふたご座」を見つけましょう。
1)まず「オリオン座」を探します(”3つ並ぶ星”が目印)。その左側に「ふたご座」があります。

2)「冬の大三角」も目印になります(ペテルギウス・プロキオン・シリウス)。

3)放射点を中心に空全体を見ましょう。放射点が分からなくても気にすることはありません。

観察の注意点&撮影のコツ

冬場ですので防寒対策、そしてトイレの対策は必要ですが、それ以外では・・・。
1)目を暗がりに慣らすために最低15分は粘りましょう。
2)イスや寝袋などを準備すると便利です。
3)写真を撮る方は、絞りは開放、ISO1600~3200、シャッタースピードを15秒~30秒ぐらいに設定しましょう。

木星との共演

桜島とふたご座流星群、鹿児島ならではの1枚。

桜島とふたご座流星群、鹿児島ならではの1枚

オリオン座との共演①。

オリオン座との共演①

オリオン座との共演②。桜島内の東側に位置する黒神町にて撮影。写真中央の盛り上がったところは「桜島」。1914年の大正大噴火の際、火山灰に埋まった神社の鳥居「黒神埋没鳥居」で有名。

オリオン座との共演②。桜島の東側、黒神町で撮影。写真中央の盛り上がったところは桜島
アンドロメガ銀河とふたご座流星群

ふたご座流星群が見えるようになるまで、あと2週間近くあります。観察や撮影しようと考えている方は、準備をしておきましょう。

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