この画像は今週月曜日(18日)正午の衛星画像です。日本海付近に寒気の吹き出しに伴う筋状の雲がみられます。この雲は冬型の気圧配置の時にみられる特徴的な雲です。寒気が吹き出し日本海で雲ができ、その雲が山陰から中国山地付近にぶつかり北部や山沿いを中心に雨が降ることがあります。
こうして雨が一時的に降ることを"しぐれる”といいます。主に秋から冬にかけて、北部や山沿いを中心に雨が降ったりやんだりすることが多いですが、この状態のことを”しぐれる”と呼ぶんですね。この時期は寒気の影響で変わりやすい天気になりやすく、晴れたり曇ったりと気まぐれな空模様になることが多いです。
晩秋から冬にかけては北西の季節風が吹き、日本海上の雲が次々と日本海沿岸から山陰地方、中国山地にかけて流れ込み、雨雲がわきしぐれることがあります。ただ天気の崩れは一時的で、雨が降った後ははやめに天気が回復することも特徴のひとつです。
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