今月4日の午後に発生した南陽市宮内の山林火災は6日も自衛隊や消防などが消火活動にあたりましたが、消し止めることができず、延焼が続いています。

これまでに山林およそ135ヘクタールが焼け、70代の男性1人が足にやけどを負ったほか、山小屋とトイレの2棟が焼けたということです。

市は住宅にも延焼するおそれがあるとして、現場近くの中川地区と宮内地区に住むあわせて148世帯410人に避難指示を出し、避難所を開設して避難を呼びかけています。

6日の日没とともに終了した消火活動はこのあと再開される予定で、自衛隊などがヘリコプターで上空から放水を行うほか、消防などが地上から作業にあたることにしています。

現場周辺の小中学校では大型連休明けの7日から通常どおりの授業を予定していますが、市の教育委員会は児童生徒が登下校の際に保護者がつきそうなど安全を確保するよう求めたということです。

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