珠洲市は避難所で生活する人や自宅が損壊して食事を作れない人などに夕食の弁当を無償で提供していて、現在は2000人ほどがこのサービスを利用しています。

8日も、市内の「健康増進センター」の調理室では、委託を受けた業者の職員たちがエビフライや豆腐ハンバーグなどのおかずを作って盛りつけていました。

市は、弁当を毎日、各地の避難所で配り、持ち帰ったらすぐに食べるよう呼びかけてきましたが、梅雨を前に食中毒のリスクが高まることなどから、避難所で生活する人以外については今月14日をめどに弁当の提供を取りやめることにしたということです。

生活が苦しいといった理由で今後も弁当を希望する人は、個別に市に相談してほしいとしています。

珠洲市の泉谷満寿裕市長は「気温が上がってくると、食中毒の心配が高まる。本当に必要な場合、申し込みいただければお配りするのでご理解いただきたい」と話していました。

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