各地に大雨をもたらした前線が日本の東に離れ、日本付近は14日、おおむね高気圧に覆われ穏やかな天気となるでしょう。1日の気温差が大きくなりそうですので、体調管理に注意してください。
その後15日(水)には低気圧が朝鮮半島付近で発生し、発達しながら日本海を東に進む見込みです。16日(木)ごろから日本海側で雨が降り、風も強まる可能性があります。

一方気象庁は13日に北海道のオホーツク海側を除く各地に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。特に19日ごろからは「かなりの高温」となる見込みです。

気象庁によりますと、向こう2週間は暖かい空気が流れ込みやすいため気温が高い日が多く、かなり高い日もある見込みです。

気象庁では1週間以内に高温が予測される場合には「高温に関する気象情報」を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には「熱中症警戒アラート」を発表するとしています。
気象庁は農作物の管理等に注意するとともに、熱中症対策など健康管理に注意するよう呼びかけています。

今後2週間の気温予報(気象庁 13日午後2時30分発表)

▽北日本
 向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため高い日が多く、かなり高い日もある見込みです。農作物の管理などに注意するとともに、熱中症対策など健康管理にも注意が必要です。

▽東・西日本と沖縄・奄美
 17日頃までは平年並か低い所が多いでしょう。その後、暖かい空気が流れ込みやすくなるため平年並か高く、19日頃からはかなり高くなる見込みです。農作物の管理などに注意するとともに、熱中症対策など健康管理にも注意が必要です。

「早期天候情報」とは

気象庁が発表する「早期天候情報」は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量となる可能性が普段より高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

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