大黒摩季さんは、チャリティーライブの収益などを義援金として能登半島地震で被災した自治体に届けるため、17日から石川県内を訪れています。

19日は輪島市を訪れて、市役所で坂口茂 市長と面会し「母が輪島塗が大好きで、私はこの地に呼んでいただいてコンサートを開かせてもらい、恩返ししたくて来ました。日本中が被災地を応援していることを忘れないでください」と述べて、義援金500万円の目録を手渡しました。

これに対し、坂口市長は「市民の皆さんも元気をもらえると思います。復興を進めるためにも大切に使わせていただきます」と感謝を伝えました。

続いて大黒さんは市の中心部にある広場でライブを開き、およそ2000人を前に自身のヒット曲「ら・ら・ら」など9曲を披露しました。

集まった人たちは手拍子でリズムをとったり、歌ったりしながら大黒さんの力強い歌声に聞き入っていました。

輪島市の自宅が全壊して避難生活をしているという50代の女性は「大黒さんの歌を聴いたら自然と涙がこぼれてしまいました。元気をもらいました」と話していました。

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