消防などによりますと、24日正午すぎ、南アルプス市の大明小学校で体育の授業を終えた5年生と6年生の児童12人が、気分の悪さなど熱中症の疑いがある症状を訴えました。

このうち6人が病院に搬送されて手当てを受けましたがいずれも意識はあり、症状は軽いということです。

市の教育委員会によりますと、児童たちは午前11時半すぎから正午すぎまで校庭で運動会のリレーの練習を行っていたということです。

熱中症対策としてこまめな水分補給を指導していたほか日陰をつくるためにテントも設置していたということです。

大明小学校は「練習時間の短縮や内容の変更などを検討していきます」としています。

甲府地方気象台によりますと、甲府市の気温は午前8時には20.1度でしたが正午には26.7度まで上がっていました。

この時期は、まだ体が暑さに慣れていないことから、運動をする際などは無理をせずに熱中症への対策を取るようにしてください。

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