立川市の国営昭和記念公園で開かれたセミナーには、およそ30人がペットとともに参加しました。

この中で、「ペット災害危機管理士1級」の資格を持つ今井由江さんがペットと避難するためには避難所での生活に備えて、「クレート」と呼ばれる小さなケースのなかでも落ち着いて過ごせるようしつけをしておくことが大事だと指摘しました。

また、あらかじめ用意しておくべきものとして
▽ペットの体温を冷やすための保冷剤
▽落ち着かせるためにふだんから使っているおもちゃ
▽排せつ用のシート
▽ガラスの破片などでけがをしないようにするためのペット用の靴などを挙げていました。

会場には、これらのグッズが展示されていて訪れた人たちは自分のペットに何が必要かを話したり、「クレート」にペットを入れたりしていました。

犬を飼っている30代の女性は、「食料の備蓄はしているが、ペットの靴は用意していなかったので、きょう聞いた話を元に対策を立てたいです」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。