台風1号（イーウィニャ）は27日午前9時現在、フィリピンの東にあってゆっくりとした速さで北東へと進んでいて、勢力が強まり「強い」台風となっています。
今後は発達を続けながら北上し、29日午前9時には南大東島の南 約200kmへと近づく見込みで、6月1日にかけて本州の東へと進み温帯低気圧に変わりそうです。予報円の最も西より（北より）のルートを通った場合、東海から関東にかけて予報円の一部に入る可能性もあります。
また台風から離れていても大雨となる場合もあり、あす28日から29日にかけて太平洋側では“警報級の大雨”となる恐れもあります。南西諸島から東日本では29日にかけて低気圧や前線に向かう湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となる見込みで、今後の情報に注意が必要です。
▼28日午前6時までの24時間予想降水量（多い所）
・九州南部 180ミリ
・九州北部地方 150ミリ
・近畿地方、四国地方、沖縄地方 100ミリ
▼29日午前6時までの24時間予想降水量（多い所）
・東海地方 200～300ミリ
・近畿地方、四国地方 100～200ミリ
・九州南部、沖縄地方 100～150ミリ
・九州北部地方 50～100ミリ
台風1号の進路予想（27日午前9時現在）
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