美しい新緑を求めて毎年多くの観光客が訪れる神埼市の「九年庵」恒例の春の一般公開が5月4日から始まります。

【リポート・岩部真衣】
「国の名勝に指定されている九年庵です。新緑に包まれた空間でさわやかな気持ちになります」

九年庵は、佐賀の実業家伊丹文右衛門とその息子弥太郎の別邸・庭園で、明治時代に9年の歳月をかけて築かれたことからこの名前がつきました。
庭園内には約150本のモミジ、足元には40種類ほどのコケが一面に広がっていて、鮮やかな新緑を楽しめます。

【県文化財保護・活用室 安部萌花さん】
「九年庵は紅葉のスポットとしてとても有名ですが、青モミジの魅力もあるので新緑の時期の九年庵の魅力を探しにぜひお越しください」

春の一般公開は5月4日から6日で、期間中は駐車場の仁比山公園から九年庵までの途中にあるもみじの湯で、市の観光協会が特産物を販売するということです。