陸上自衛隊が、隊員による銃撃事件が起きた岐阜市の射撃場での訓練について、5月中旬以降の再開に向け調整に入ったことがFNNの取材でわかった。

2023年6月に隊員3人が死傷した銃撃事件が起きた日野基本射撃場での訓練は、11月に再開した際、隊員が報道陣に向け中指を立てるなどしたため、再び中止となった。

能登半島地震への対応もあり、見合わせが続いていたが、複数の関係者によると、陸自は5月中旬以降に再開したい考えで、地元への説明を進める方針。

4月に発表した再発防止策では、新隊員などの射撃訓練の際、手元に小銃と弾薬が同時にある時間を限定するなどとしている。