神戸市の会社役員、松永大輔被告(46)は、ことし1月、能登半島地震で被災した七尾市の住宅を訪れ、70代の女性に壊れた屋根にブルーシートを取り付ける工事を持ちかけた際、契約解除の記載に不備がある書面を交付したとして、特定商取引法違反の疑いで、ほかの3人とともに逮捕されました。

検察庁によりますと、その後の捜査の結果、役員は略式起訴され、2日までに七尾簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けました。

一緒に逮捕されたほかの3人については、不起訴となりました。

また、4人は、60代の男性に必要な書面を交付しなかった疑いでも逮捕されましたが、これについては4人とも不起訴となりました。

検察は不起訴の理由を明らかにしていません。