首里城正殿の屋根や軒廻りを組む作業が無事に終わったことなどを祝う「工匠式」が執り行われました。今後、瓦葺きや塗装工事を経て2026年の秋に完成を目指します。

「工匠式」は平安時代から続くとされる伝統の儀式で、宮大工たちが屋根や軒廻りを組む作業が一区切りついたことを祝うものです。

27日、伝統の衣裳を纏った宮大工など17人が厳かな雰囲気の中、首里城正殿が末永く無事であることを願いました。

清水建築奥村耕治工場長:
「社寺建築の建物でこれだけ大規模なものというのはなかなかないので、まず節目の一日を刻めたことが非常に嬉しく思っております」

首里城正殿は来月から瓦葺きの工事が始まり、7月には塗装工事も行われ、2026年秋に完成を目指します。

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