座席に座っているだけで 360度の仮想世界を楽しむことができるバスが、6月1日から福井県内を走ります。福井駅では31日、この新感覚XRバスの運行記念式典が開かれ、一足早く福山アナウンサーが体験してきました。
      
福井駅で行われた「新感覚XRバス WOWRIDEいこっさ!福井号」の運行記念式典では、XRバスを運行するJR西日本の金沢支局長ら関係者が出席しました。
 
車内を映像ディスプレイで埋め尽くす新感覚XRバスは、最新のデジタル技術を駆使した没入感あふれる映像により、乗客が仮想空間を体験できる新たな観光バスです。総合演出は映画監督の堤幸彦さんが担当しました。
  
福山千奈アナウンサー:
「バスが出発すると、天井、前方、車窓に映像が映し出されます。速報が車内に流れると、県内の今の風景に恐竜が出現しました。迫力満点の映像で、バスで過ごす時間、ずっとドキドキ、ワクワクしながら楽しめます」
 
恐竜に関するクイズも出され、参加しながら楽しむことができます。行きは目的地を予習し、帰りは復習する形で、往復で違ったストーリーを楽しむことができます。今回の試乗会では、福井駅から福井県立恐竜博物館に行くコースでしたが、他にも福井駅から「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」や「あわら湯のまち駅」までのコースなども運行します。ルートは4つで、1日1便から6便の運行です。運行期間は9月までで、それぞれのルートで、運行日が決まっています。
 
チケットは事前予約できますが、定員に達していなければ当日購入での乗車も可能です。       

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