明治から昭和中期に活躍した愛媛県四国中央市の陶工・佐々木二六の作品展が、地元の郷土資料館で開かれています。
花瓶の側面に緻密で立体的に表現しているのは、男性が柿を収穫する姿。郷土の陶工・佐々木二六の作品です。
四国中央市の郷土資料館「暁雨館」では、佐々木二六の初代から3代目の作品を中心に約200点が展示されています。
佐々木二六はろくろを使わない掘り込み細工の陶芸家。手法は粘土を竹べらで緻密に掘り、枝や髪の毛1本に至るまでリアルに表現しています。
会場には花瓶や人形、干支の置物などが並んでいるほか、長寿の縁起ものとされる観葉植物「万年青」をモチーフにした小型の作品も展示。大型の作品は昭和天皇のご即位に献上されています。
展示された作品は市内のコレクター山田武さんが16年かけて集めたもので、作品の精密さと立体感を楽しんでほしいと話しています。
佐々木二六展は4月10日まで開かれています。
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