ミュージックタウン音市場が主催する公演「INSPIRATION OKINAWA2024」が5月26日、沖縄市の同市場で開かれた。新たな音楽シーンを担う8組が国内外からコザに集結。勢いのあるパフォーマンスで会場を沸かせた。
音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」は、ボーカルの詩羽が観客席を歩きながら「ティンカーベル」を歌って登場。「せっかく沖縄に来られたから、皆さんの声を聞いて一緒にステージをつくりたい」と呼びかけた。代表曲「桃太郎」では詩羽が透明なバルーンボールに入り、客席に飛び込む斬新な演出に、会場は一体となって盛り上がった。
県出身のヒップホップグループ「SugLawd Familiar(サグラダファミリア)」は、音楽配信サービスが発表するバイラルチャートで2021年に1位を獲得した「Longiness」を披露した。繰り出すビートは聴衆を魅了。メンバーのXF MENEW(エックスエフメニュー)は「最高の空間だった。コザの舞台に立てて光栄」と話した。
韓国やシンガポールなどで公演を成功させ、アジアでの評価が高まる県出身のバンド「HOME」は、ノスタルジックな世界観をサウンドで表現。終演後に「自分たちの音楽でステージを盛り上げることができて良かった」と手応えを語った。
他の出演は、エイジファクトリー、ギャングパレード、ケンディ・スウェン(香港)、H3F(タイ)、角舘健悟。
(社会部・大庭紗英)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。