毎日書道顕彰俊英賞に決まった棧敷東煌さん

 毎日書道会は10日、第37回毎日書道顕彰を、啓蒙(けいもう)部門は扶桑印社(代表・遠藤彊さん)に、俊英賞は棧敷東煌さん(48)=写真=にそれぞれ贈ると発表した。

 扶桑印社は第1回展以来、毎年企画展示を実施。昨年12月に中国の学術団体、西泠印社の創設120年を記念した特別陳列が篆刻(てんこく)家だけではなく、多くの書人を魅了したとされた。

 棧敷さんは「神奈川書家三十人展」に出品された「源実朝の歌」が、はつらつとした書線により、かな書の新しい魅力を伝えた点とともに、若手の指導や育成に尽力したことも評価された。

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