よさこいで被災地に元気を届けたい。人気チームとらっくよさこい(ちふれ)が石川県・能登のイベントで演舞を披露しました。
「じゃあ能登へ行きましょう、イエーイ、行こう行こう」
8日、とらっくよさこい(ちふれ)のメンバー6人が石川県の被災地に出発。車でおよそ8時間かけて能登半島に向かいました。とらっくよさこいは毎年6月に石川県七尾市の和倉温泉で行われている「能登よさこい祭り」に毎年参加してきました。
とらっくよさこい(ちふれ)川村浩平代表:
「よさこいで和倉温泉とつながりができた。絆ができているので、やっぱりよさこいを通じて元気を届けに行こうという思いで」
「和倉温泉」は旅館が建つ海沿いも道路も亀裂やひび割れが入ったまま復旧ができておらず、とらっくよさこいの定宿だったホテルも営業を再開できていません。そのため2024年の祭りは中止になりましたが、代わりに行われた「和倉温泉元気フェスタ」で演舞を披露したいと地震後初めてチームとして訪れました。
会場ではとらっくよさこいの代表・川村浩平さんたちが能登よさこい祭りのスタッフと1年振りの再会を果たしました。その中にはチームにとって特別な人も-
本橋さん:「あーあー代表!」
川村代表:「本橋さん!」
本橋さん:「元気かえ?能登も頑張っちゅうぞー!」
10年以上前、とらっくよさこいが能登よさこい祭りに参加した時に出会った本橋孝さんです。本橋さんは能登滞在中にチームを手厚くもてなしてくれるだけでなく、今は高知のよさこい祭りの期間中裏方のスタッフとしてチームを支えてくれています。
川村代表:
「本当にしんどい思い、大変な思いされてる中で、地域のために本橋さん、すごい動かれてるのを聞いてたんで、再会した時元気そうで本当によかったと思って」
地震発生後の2月には2リットルの水・800ケースと支援物資を能登よさこい祭りのスタッフに送ったとらっくよさこい。よさこいで結ばれた絆が被災地の人たちを支えています。
本橋さん:
「いや~よう来てくれたね。ありがとう!ほんとにうれしいなあ、能登は負けんよ。ありがとうね、たくさんのお水もいただいて、高知のみなさんは本当に優しい。俺はうれしい(抱き合う)」
川村浩平代表:
「よさこいの絆は大切な絆。絆がもっともっと深まるように能登の皆さんのためによさこいで元気にしていきたいなという思いです」
2024年のよさこい祭り前夜祭では能登よさこい祭りのスタッフが、高知の人たちに支援の感謝を伝える予定です。
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