俳優の藤原紀香さん、錦織一清さんが舞台『カルメン故郷に帰る』製作発表記者会見に登壇しました。藤原紀香さんは主演、錦織さんは演出を務めます。
作品は、日本初の長編カラー映画として1951年に公開された「カルメン故郷に帰る」を初めて舞台化したものです。
錦織さんは、 “紀香さんとは2本目の作品。(1本目は)おばあさん役だったので、申し訳ないと思っていた” と、笑いながら藤原さんとのタッグについてコメント。
“美しい紀香さんを見ていただく作品をやりたいと思っていて 代表作にさせていただけるような作品を作りたいです” と(語気強く)意気込みを語りました。
藤原さんは “はーい、リリィ・カルメンです!” と早くも役になりきって優雅に挨拶。 “(映画が公開した)当時のパンフレットを読んでいたら、本当にみなさまの想いの結集。本当に素敵な映画。お役が来たときは、すごく嬉しかった” と作品に対する想いを語りました。
自身が演じるリリィ・カルメンの役柄については “すごくキャラクターは明るい。常に前を向いて歩いていくその姿は、本当に強くて素敵。とても可愛くて強くて大好き” と興奮気味に語った藤原さん。職業へ偏見も持たれる中、「ストリッパー」として誇りを持って働く自身の役について “働く女性に響く” と胸を張りました。
また、藤原さんは自身の芸能生活と役柄を重ね合わせ “仕事を始めたころは仕事を反対され、水着になることも怒られ、(父に)「娘じゃないよ」と言われていましたけど。媚びるセクシーさじゃなくて、カッコいいポージング、カッコいい姿勢、カッコいい目線でやれば、絶対に素敵な作品になるはずと考え、どんな仕事でも前を向いてやっていた。そこはカルメンと似ているかもしれません” と熱弁。
そんな藤原さん、今回大役を演じるにあたって「夫の片岡愛之助さんからサポートは?」と聞かれると “そんなそんな、サポートなんて求めません。健康でいてくれるだけで幸せ。猫と戯れている姿を見るだけで癒されますし” と、微笑みながら話していました。
【担当:芸能情報ステーション】
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