過去最多の人出となった「東北絆まつり」の余韻が残る中、「仙台七夕まつり」の準備が早くも始まっています。
若林区にある老舗の紙店では、七夕飾りづくりが本格化しています。140年以上前から紙の卸売を行う鳴海屋紙商事。県内外の企業などから注文を受けて七夕飾りを作っています。今年も例年と同じく、まつり全体の3分の1にあたるおよそ1000個の七夕飾りを手がけています。
高橋咲良アナウンサー
「こちらには完成した七夕飾りが所狭しと並んでいます。普段は上の方にあるくす玉を間近で見ますと、細かい花飾りが隙間なく付けられていて見事です」
今年は「東北絆まつり」の七夕飾りも手がけたことから、飾り作りは例年より1カ月ほど早く2月から始まったということです。11日は4人が作業にあたり、一つ一つ手作業で飾りを仕上げていきました。
七夕飾り作り歴11年の女性
「毎年七夕の時期になると県内外、今年は外国の方もみられるので、楽しんでもらえるように。仙台七夕は伝統の七夕ですので、皆さんゆっくりと商店街を眺めていただきたいという思いを込めて作っています」
飾りづくりは、仙台七夕まつり(8月6日~8日開催)の前日まで続けられます。
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