学ぶ姿勢を示した松田聖子

中大法学部を卒業

歌手の松田聖子(62)が、中央大学法学部の通信教育課程を卒業したという。これまで大学に通っていることも公になっていなかっただけに、それだけでも驚きだったが、そこからは芸能人が大学に通うわけが見えてくる。

「中大法学部は、法曹界の名門です。弁護士に委任するトラブルも少なくなかったので、興味、実感が湧きやすかったのかもしれません。法律は社会経験を積んだほうがイメージしやすい科目ですから。人生100年時代、新たな学歴キャリアを築いた松田聖子の努力に多くのファンも元気をもらっているようです」と芸能プロダクション幹部は話す。その上でこう指摘する。

「元タレントの塩村文夏参院議員も聖子と同じ通信制を受講。SNSに試験、リポート、スクーリングのことを時々投稿していますが、楽しそうです。早稲田大学の大学院に進んで研究者になった、いとうまいこや白百合女子大学に進学した小倉優子ら学歴を築く芸能人が増えるのは素晴らしいですね」

中大関係者は、通信課程が社会人にとって利用しやすい理由を明かす。

「中大通信課程は歴史も長く、オンラインでの講義受講やテスト、郵送でのリポート提出などに加えて、別料金で夏休み中のスクーリングなどシステムが充実しており、社会人にも人気です。多摩センターにあった法学部が、新しく都心にできた茗荷谷の新校舎に移ったこともあり、スクーリングや図書館利用も便利になりました」

レコード会社幹部は、「学校の勉強は繰り返しが多いから飽きてしまいがち。でも、アーティストは集中力が鍛錬されているから強いのではないでしょうか」と話す。

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