名古屋弁での演技で知られた俳優の山田昌(やまだ・まさ、本名天野昌〈あまの・まさ〉)さんが16日、肝細胞がんで死去した。94歳だった。通夜は18日午後7時、葬儀は19日午後1時から名古屋市千種区内山1の19の22の平安会館今池斎場で。喪主は次女小田ひさ英(おだ・ひさえ)さん。

 1930年、愛知県常滑市生まれ。49年、NHK名古屋放送劇団に入団し、85年には夫・天野鎮雄(2023年に87歳で死去)らと「劇座」を結成。NHK連続テレビ小説「おしん」や大河ドラマ「真田丸」にも出演するなど、幅広く活躍した。フジ系ドラマ「名古屋嫁入り物語」シリーズなどでの名古屋弁での演技が注目された。

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