俳優の望海風斗さん、平原綾香さん、井上芳雄さん、甲斐翔真さんらが、6月20日から開幕する「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」の囲み取材に登場しました。

「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」囲み取材



本作は、1899年パリのナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」を舞台に、花形スターのサティーン(望海さん・平原さん)とアメリカ人作曲家クリスチャン(井上さん、甲斐さん)の恋模様を描いた作品。
2019年に、NYブロードウェイ公演がスタートすると、トニー賞で最優秀作品賞(ミュージカル部門)をはじめ10部門を受賞しました。2023年、日本に初上陸し、今回、初演と同じキャストが集結して再演に挑みます。

左から望海風斗さん 平原綾香さん 井上芳雄さん



キャストは、華やかな衣装のまま、真っ赤な舞台に象、風車をバックにして取材がスタート。
1年ぶりの再演を前に、望海さんは、”去年は日本での初上演で、セットも音楽も壮大な中でやることに追われていた部分もあったけど、日が経つにつれて、お客様と楽しめるポイントを一緒に作った感覚で、一緒に熱く盛り上がれる作品だと手ごたえを感じました”と振り返り、”今年はそれをお互いが知った状態でスタートができるのが楽しみ”と、笑顔を見せました。

望海風斗さん




昨年の公演後、オーストラリアとNYで本作を観劇した平原さんは、“海外作品を日本版にリメイクするだけじゃなく、日本でやるための、日本だけの演出もある”と、日本版の良さを実感したと話し、“去年、見に来てくださったバズ・ラーマンさん(映画「ムーラン・ルージュ!」の監督)が「日本公演は世界中で見ても1番泣けたかもしれない」と仰ってくれたので、「泣ける」を売りに頑張っていきたいと思います”と、アピールしました。

平原綾香さん




井上さんは、“去年は初めてで、その分チケット代も上がっていて、「どんだけ豪華なんだ」っていう思いで来たと思って、今年もまたチョットだけ上がっている”と、いきなりのぶっちゃけトーク。他の共演者が戸惑う中、井上さんは、「こういうのは言った方がいい」と言い切り、“僕たちはそれに見合うもの以上のお届けしようと頑張っている。今は踊りや歌へのダメだしが少なくて、お芝居へのダメ出しがほとんどで、お芝居もどんどん深まっている”と、今年の公演への手ごたえを感じている様子でした。

井上芳雄さん




甲斐さんは、昨年の公演を振り返って、“クリスチャンが作った物語を届けるという意味で届け切ったことは僕にとって財産になりました”と、笑顔で話し、“公演が終わった後、実際にパリに行って「ムーラン・ルージュ」を見てきて、想像でやっていた部分を今年は具体的に、視覚的に、聴覚的に、五感で味わってきたので、パリの物語を鮮明に届けられる”と、意気込みました。

甲斐翔真さん



制作発表で、「昨年は、なけなしの若さで頑張っていた」と話していた井上さんは、“(若さは)あと、3か月くらい持つかなという感じなんです(公演が終わるまでは)何とか持たせたい”と、苦笑い。今年、45歳になる井上さんは、“自分で世界最年長のクリスチャンって言っていて、(スタッフから)訂正されていないから多分そうなんだと思う。世界最年長だと思ったら、もうちょっと僕のことを大切に扱った方がいい”と、共演者に呼びかけました。

「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」囲み取材



井上さんと同じ役を演じる甲斐さんは、今年で27歳。井上さんは、“日本はちょっと幅のあるクリスチャンでお届けしています。昨日、初めて通したら出てくる「俺の若さ」みたいなのがあった。勢いで出てくる何かしらがあると信じてやるしかないです”と、会場を笑わせました。


【担当:芸能情報ステーション】

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