五島市の「玉之浦神楽」を保存、継承する活動が長崎県内で初めて日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に登録されました。

400年以上の歴史があるとされる五島市の「玉之浦神楽」。

国の重要無形民俗文化財に指定されている「五島神楽」のひとつです。

地域の文化や自然を守り、100年後の子供たちに伝えていく日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に県内で初めて登録されました。

神楽を見た子供
「迫力があってすごいと思ったし、これからも玉之浦神楽がどんどん色々な世界に伝わっていったらいいなと思った」

2001年に地元住民が設立した白鳥神社神楽保存会は、子供向けの神楽教室や市の内外での公演などを行っています。

その活動が評価され、今回の登録に至りました。

白鳥神社神楽保存会 越首伸之介会長
「見てくれている皆さまが楽しめるような、ちょっとコミカルなところもあるし、これがスタートラインだと思って新たな気持ちでみんなで頑張っていこうと思う」

保存会は、今後も伝統継承のための活動を続けていきたいとしています。

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