俳優生活60年の平泉成さんが初主演を果たした映画「明日を綴る写真館」の大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、平泉さんが共演の佐野晶哉さん(Aぇ!group)、秋山純監督と共に出席しました。

映画「明日を綴る写真館」大ヒット御礼舞台挨拶




映画は、さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉成さん)の写真に心奪われた気鋭のカメラマン・太一(佐野晶哉さん)が、華々しいキャリアを捨て彼に弟子入りをするという物語。年の差58歳。素直になれない2人が紡ぐ、美しく優しい感動作品です。

平泉成さん




共演ですっかり意気投合した平泉さんと佐野さんは、この日も楽屋から2人でしゃべりっぱなしと、すっかり打ち解けた様子を司会から明かされると、佐野さんは、“もう友達です”と笑顔を見せ、平泉さんも、“うちの孫みたいなもん”と紹介。この日は、平泉さんの家族も会場に駆けつけており、会場から、“おじいちゃ~ん”と、平泉さんの孫から声援が飛ぶと佐野さんは、“マジ孫が…ごめんなさい”と、謝罪しつつも、“(僕も)おじいちゃんの孫だよ”と手を振り返し、会場の笑いを誘っていました。

平泉成さん




さらに平泉さんに、妻の里香さんから、“成さん おめでとう!大輪の花咲かせたね!”などと綴られたサプライズの手紙が読み上げられると、ハンカチを取り出しながら平泉さんは、“泣かせにきたねぇ、ありがとうございます… 大輪の花というのは今まで咲かせられなかった。いつも主役を見ながら悔しかった”と涙をぬぐい、“今回、監督が「成さん、主役やらない?」と話を持ってきてくれて、本当にありがとうございました”と感謝の弁を述べました。

平泉成さん




さらに、子どもや孫からもメッセージが送られると、“うれしい事だな、ちょっと涙を我慢していたけど…、この場に立たせてもらうのに60年という月日がかかって、今、80歳ですからね。長いこと掛かったな”と感慨に浸りながら、家族たちに手を振っていました。

平泉成さん・佐野晶哉さん(Aぇ!group)




この光景に佐野さんも、“成さんから家族の話や写真を見せてもらう事も多く、こうして直接会う事も出来て…なんかうちのじいちゃん、カッコいいです”と、目を潤ませると、平泉さんは、“君、今泣いてくれている?なんか横からキラキラ光ってる”と問いかけ、佐野は、“我慢しています。もう、しゃべれないです”と微笑みながら涙をこらえていました。

【担当:芸能情報ステーション】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。