日本の伝統的な夏の風情を学ぶ高校生の話題です。岡山市の高校で6月26日、生徒たちが自分で作った浴衣を着て学校生活を過ごしました。
色とりどりの浴衣に身を包んだ生徒たち。少し慣れない様子で教室へと向かいます。浴衣を着た生徒に他の学科の生徒も興味深々です。
(佐藤理子アナウンサー)
「こちらの教室では英語の授業が行われています。いつもと違った華やかな雰囲気に包まれています」
(先生)
「かわいらしくて涼しげに見える」
興陽高校の被服デザイン科では、毎年1年生の時に浴衣を作っていて、浴衣を着ることで、立ち振る舞いや伝統的な礼儀作法を学んでもらおうと2021年から「ゆかたの日」を設けています。26日は被服デザイン科の2、3年生約70人がほぼ手縫いで、半年かけて制作した自慢の浴衣に身を包み学校生活を過ごしました。
(生徒は…)
「いつも制服なので、新鮮でうれしい」
「思った以上に上手に作れて、満足している」
10月に、玉野市の深山イギリス庭園でファッションショーを開催し、制作した浴衣をお披露目するということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。