JNN・JRN系列の優れたアナウンサーに贈られる「第49回アノンシスト賞」で、大賞にあたる「グランダプレミオ」をTBSテレビの井上貴博アナウンサーが「Nスタ 能登半島地震リポート」で受賞しました。
「アノンシスト賞」とは 1975年度放送分からスタートしたアナウンサーを対象とした賞で、JNN・JRN系列が放送する番組内容の発展と、放送文化の向上に寄与することを目的として制定されました。
第49回の表彰式は6月27日に行われ、大賞にあたる「グランダプレミオ」をTBSテレビの井上貴博アナウンサーが「Nスタ 能登半島地震リポート」で受賞しました。
現地からリポートする際、取材メモなどを見ながらではなく、自分で言葉を紡いでいる点や、感情的になりがちな被災地でのリポートを冷静に進めている姿勢が評価されました。
以下、井上アナからのコメントです。
井上貴博アナウンサー
この度、グランダ・プレミオを受賞できたこと、大変光栄です。心より感謝申し上げます。今回の被災地取材、いつも以上に数多くの方々に支えられ、なんとか放送することができました。道路は寸断されていて迂回路も限られているために、普段は2時間ほどで行ける場所が7時間ほどかかりました。次に困ったのが電波で、MRO(現地の放送局)の皆さんのご協力もあり、どこが最も安定するか探した結果、なんとか中継場所が見つかりました。カメラマンとも打ち合わせの時間がなく、綱渡りの状態でオンエアに臨みました。個人的な反省点は多々ありますが、今回この賞を頂くことができたというのは「君、もっともっと頑張りなさい」との叱咤激励と受け止めております。ですから、きょうからまた一つ一つ精進してまいります。皆様、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
【担当:芸能情報ステーション】
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