俳優の山田裕貴さんが、映画「Ultraman: Rising」大ヒット記念「ULTRAMAN TO THE WORLD HANEDA AIRPORT」のプレスイベントに登場しました。
6月14日より全世界で配信された映画は、野球選手で、地球を守るスーパーヒーロー「ウルトラマン」でもある主人公が、宿敵である”赤ちゃん怪獣”の新米パパとして奮闘しながら、疎遠となっていた父親との関係や「ウルトラマン」である意味に向き合っていく物語。
今回、羽田空港では1966年の「ウルトラマン」の放送開始以来、58年に渡って全世界で愛され続けているウルトラマンシリーズとコラボ。迫力満点ウルトラマン飛行像の展示や、ここでしか手に入らない限定グッズが集まるポップアップショップ、スタンプラリー等、幅広いコンテンツが開催されます。
山田さんは本作について、"子育てをしているウルトラマンは初めてだと思う"と話し始め、"子どもっていうものがどういう存在なのか、自分って『どういう風に育ってきたんだな』みたいなことを考え直せて、自分の成長にも繋がるし、『大人になっても子どもに成長させてもらう』っていうことが、たくさん見つかる作品"とアピールしました。
中日、広島でプロ野球選手として活躍していた山田和利さんを父に持つ山田さん。トークで子ども時代を振り返ると"大人に気を遣っている自分が、思い返してみるといました"と話し、"父親が試合で負けて帰ってくると静かにして、寝ていました。(子どもながらに)気を遣ってるっていうか、親のことを考えているんだなっていうの、なんか忘れちゃいけないなって。(自分は、今)子どもがいないので分んらないですけど、 もし子どもを持ったら(子どもなりに親のことを観察している)こういう目線を持ちたいな"と親としての理想像を語りました。
本作を見た母から「これは山田家の物語じゃないのか?」と感想を貰ったと話した山田さんは、"僕が父親に思っていたことや、野球選手で家にいるけどいないみたいな関わりが少なかった「父親との距離感」みたいなのが(本作と)リンクする部分が沢山ある。オカンがボケなのか分からないけど「これはあなたが作ったの?」って言っていました"と母とのやり取りを明かし、笑いを誘いました。
そんな父について、山田さんは"色々乗り越えて「父親ってかっこよかったな」って。僕はプロ野球選手の夢が叶えられなかったので、(プロ野球選手に)なっている時点で、父はウルトラマンみたい。その中にものすごい努力があったと思うし、男として「なにか守る」という「漢気」を父から感じて、その「漢気」を父から沢山受け取りました"と思いを語りました。
【担当:芸能情報ステーション】
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