日本三大祭の1つ「祇園祭」の山鉾巡行の順番を決める伝統行事、「くじ取り式」が行われました。

厳粛な雰囲気の中、2日朝、京都市会議場には各山鉾町の代表者たちが集まりました。

「くじ取り式」は、祇園祭のハイライト山鉾巡行の順番をめぐり、争いが絶えなかったため、室町時代に始まったと言われています。

慣例で前祭の先頭と決まっている長刀鉾など「くじ取らず」を除いた代表者たちがくじを引きます。

長刀鉾に続く「山一番」は…「油天神山、山一番!」

22年ぶりに「油天神山」が引き当てました。

【油天神山保存会 鳥井芳朗代表理事】「いつも『何番くじを取ってやろう』という思いがあったんですが、きょうはなぜか無心で引いた。粛々と祇園祭の神事を進行してまいりたい」

また後祭は「黒主山」が山一番となりました。

山鉾巡行は前祭が今月17日、後祭が24日に行われます。

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