演劇界屈指の演技派俳優、津嘉山正種さんの朗読劇「10カウント ある老ボクサーの夢」が5日午後7時から那覇市久茂地のタイムスホール(タイムスビル3階)で上演される。津嘉山さんは5日午後、リハーサルに臨み、台詞を読み上げて会場での声の響きを確かめるなど入念な準備を重ねた。

 年老いた元ボクサーと病気の少年の交流を描いたドラマ。2018年から続く津嘉山さんの朗読劇「沖縄の魂シリーズ」の第5弾で、最終章になる。

 津嘉山さんは「魂を込めて舞台に立つ」と意気込んだ。

 公演は5~7日。開演は5日が午後7時、6、7の両日は午後2時。当日券は5千円。主催は劇団青年座、沖縄タイムス社。

 問い合わせは沖縄タイムス社事業局文化事業部、電話098(860)3588。

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