俳優の真矢ミキさん、伊原剛志さん、腹話術師のいっこく堂さん、歌舞伎俳優の市川右團次さん、歌手の小林幸子さんらが「第10回プラチナエイジ授賞式」に登壇。これまでの経験や今後の挑戦について語りました。
【プラチナエイジ】とは、“生き方が輝いている60歳以上の方々の新しい呼称”。
2024プラチナワード賞に選ばれた伊原剛志さんは、去年の主演映画で全く触ったこともないピアノを「5か月半、毎日欠かさず4時間か5時間ぐらいやってました」「141小節のピアノ演奏を全部自分で弾いた」と、60歳になって、初めての挑戦を語りました。
続けて、「若い時って無知。知らないことが多いので、そこに飛び込んでいけると思うんですね」と話し、「普段は割と何もしないので、何かにかこつけて、特に仕事にかこつけて自分をいじめ鞭打つのが割と好きなタイプ」と告白しました。
今後について、「まだこれは今進めてる段階なんですけど、実は漫才師としてデビューします」と発表。相方は川平慈英さんだと明かし、「僕が大阪で、彼が沖縄でなにわシーサー’Sという(コンビ名)で近々デビューするんです」とコンビ名も発表し、会場を驚かせました。
伊原さんは、漫才師デビューについて「漫才の方、お笑いの方がよく役者をやって評価されて、いいお芝居される方は多いけど、役者で漫才に挑戦する人がいないなと思って、それやってみようよっていうことで始めたんです」と、コンビ結成について明かし、「来年8月にM1に挑戦」と、決意を表明。60歳になり、なお挑戦し続ける伊原さんに、会場からは拍手が沸き起こりました。
文化・教育部門で受賞した腹話術師のいっこく堂さんは、師匠と共に登場。
「腹話術師として常に新しいものを求め進化させていく」と決意を表し、『衛星中継』『口数が少ない人』『モノマネ』など、自身の腹話術を披露して、会場を沸かせました。
プラチナエイジスト・女性部門で受賞した真矢みきさんは、「励みになる賞を頂きましてありがとうございます」と感謝しました。「私なんか本当にまだ未熟者で、半分男やってましたんで、まだまだ追いつきが悪いです」と謙遜しつつ、「でもそれも楽しみに自分の中で一作品、一役一役励んでいきたいと思います」と、意気込みを語りました。
男性部門で受賞した歌舞伎俳優の市川右團次さんは、「昨年60になったばっかりなんですけれども、いよいよ大台を迎えたんだなと切に感じております」と語り、「歌舞伎は何しろ死ぬまでが修行でございます。命尽きるまで後輩の人材育成に尽くしまして、そして自身との挑戦に戦ってまいりたいと思っております」と、更なる挑戦を誓いました。
また、特別賞を受賞した芸能生活60周年の小林幸子さんは、「興味のあることはすぐにやって、でダメだったらやめればいいと思います」と、ギャル・『さちぴ』など、様々なことに挑戦し続けている心情について話しました。
70年で、悔しいことが1つだけあったという小林さん。「(YouTubeの企画で)ジェットコースター乗りたいって言ったら『ダメです』っていうことで。『何でダメなんですか?』って聞いたら『年齢制限』だと言われました。これが一番悔しいです」と明かし、「どうぞジェットコースターのお好きな方今のうちです」と呼びかけ、観客を笑わせていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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