カナダ・モントリオールで開かれた国際花火競技大会に、秋田県大仙市の「大曲の花火」実行委員会が初めて出場した。地元の花火師が約4600発を打ち上げ、国際舞台で自慢の花火を見せつけた。
日本時間の7月5日午後10時過ぎ、6カ国で争われる国際花火競技大会がカナダ・モントリオールで幕を開けた。
大会には、大仙市の「大曲の花火」実行委員会が初めて出場し、大舞台でトップバッターを飾った。
花火のテーマは「THE GREATEST HANABI SHOW」。映画の音楽に乗せながら、日本の伝統的な「割物」や、大曲の花火から生まれた丸い形にとらわれない「創造花火」など約4600発が打ち上げられた。
表現したかったのは「愛」と「友情」。花火師たちの技術力が異国の夜空で証明された。
大曲商工会議所・齋藤靖会頭:
「大曲の花火を前面に打ち出して、日本を代表する花火として出場できたことも非常にうれしく思う」
大仙市・老松博行市長:
「日本の花火が海外で打ち上がること、インバウンドの観客が増えることも期待している。花火玉の輸出も伸ばしていければと思う」
国際舞台での挑戦は「大曲の花火」を世界に伝える良い機会となったに違いない。大会の結果は、8月1日の表彰式で発表される。
今回の花火の一部は、8月31日に大仙市で開かれる全国花火競技大会「大曲の花火」で打ち上げられる。
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