7日、タレントの紗栄子さんが、能登半島地震の被災地である石川県七尾市で、自身が主宰する一般社団法人「Think The DAY」を通じて支援活動を行ったことを、インスタグラムを通じて報告しました。

紗栄子さんのインスタグラム投稿より



紗栄子さんは七尾市にある、矢田郷地区コミュニティセンターで支援物資の配布や炊き出しを行ったと報告。
七尾市には関係各所から提供されたスイーツや企業からの支援物資を持ち込んだ一方で、「Think The DAY」が運営する観光牧場では「NASU FARM VILLAGEで提供させていただいたラテや苺みるくに使う牛乳は、石川県珠洲市の松田牧場さんにご紹介いただいた、地元の皆さんに愛される『のとそだち』を使用させてもらいました」としており、被災地の産品を、被災地外の製品に使用して、2ウェイの支援に取り組んでいるとしています。

紗栄子さんのインスタグラム投稿より



紗栄子さんは「震災から半年が過ぎた今もなお、珠洲市ではおよそ970世帯が断水。本日、炊き出しと物資配布を行った七尾市の矢田郷コミュニティセンターでも、今日現在、47名もの仮設住宅待機の避難者がいらっしゃいました。」と、未だ震災からの復旧がなかなか進まないことに言及。
一方で、避難所を運営管理する方々に対して「避難所をご利用のかたたちの対応や、日々アップデートされていく状況に対応するだけでも大変なことですから、避難所外の近隣にお住まいのかたの対応が難しいというのは、もちろん理解ができます」として「Think The DAYでは活動当初から人や動物に対してもボーダーレスな支援活動を行って」「人に対しても、それぞれ過ごす場所が違うことによって生じてしまう課題に対してクリアしていきたいと思っています。」と、支援に取り組む姿勢を明示。

紗栄子さんのインスタグラム投稿より



「避難所にいらっしゃるかたも、ご家庭の事情で避難所へ行くことができなかったかたも、ペット同伴で避難所に入ることができず自宅でお過ごしのかたも、私たちの食卓を守るために酪農や畜産でその場から離れず命を守るお仕事を続けられるかたも、、、あの地震を経験した全ての人や動物が被災者です。」と、誰も分け隔てることのない支援を進めていく思いを明らかにしています。

紗栄子さんのインスタグラム投稿より



今回は地域の関係各位の理解を得て「避難所でお過ごしのかただけでなく、地域のかたへの配布の了承を得ることができました」と報告。
「引き続き、石川県での支援を行ってまいります。」「全ての人や動物たちに必要とされる物資や支援を引き続き行って参ります」と発信しています。

【担当:芸能情報ステーション】

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