女優の黒柳徹子さん(90)が『第50回 放送文化基金』贈呈式に出席し、「放送文化基金50周年記念賞」を受賞しました。

『第50回 放送文化基金』贈呈式



黒柳さんは、″こんな素晴らしい賞を私がいただけるなんて、小学校1年で退学になった、そういう子がこういう賞をいただけるようになるって、長い時間が経つとこういうこともあるんですね。長生きして本当に良かったと思います。退学になったような子どもでも頑張れば、このような素晴らしい賞を受賞できると声を大きくして申し上げたいと思います“と喜びを語りました。

黒柳徹子さん



また、今のテレビについて、“志を持っている人がいっぱいいるんだなと思います。みんなが思うほど、テレビはダメになっているとは思わないです”と断言し、若手テレビマンに向けてコメントを求められると、“視聴率、視聴率って言うから、そのことばかりを気にしてるけど、そんなことは気にしなくていい。本当に面白いものを作ろうと思えば人は見てくれる。私はそれを信じてます。大丈夫です。私が言っても信じられる人いないかもしれませんけど”と、時折ユーモアを交えながら、“一生懸命、自分が信じて、大好きで、これがやりたい!って番組をやっていれば良いご褒美(視聴率)をいただけると、私も信じて今でもやっています”と、訴えていました。

黒柳徹子さん



そして、“こんな素晴らしい賞をいただいて、私はますます励みをいただいた気がします。少なくとも100までテレビに出ていようと思います!皆さま優しい心で見守ってください”と宣言し、“元気にやるということ、正直にテレビをやることが本当に大事だと思っております“と、締めくくりました。

尾野真千子さん



同賞は毎年、優れた番組・コンテンツや個人・グループに贈られる賞です。 他に樫山文枝さん、尾野真千子さん、小野花凛さん、田中麗奈さんらが登壇しました。

『第50回 放送文化基金』贈呈式



【担当:芸能情報ステーション】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。