24日、デビュー50周年を迎える演歌歌手・山本譲二さんが、新曲「妻よ・・・ありがとう」の発売を記念して「山本譲二“極”ビア・パーティー2024」を開催しました。

山本譲二さん



「“極”ビア・パーティー」は、今回が約8年ぶり13回目の開催。孫に「じぃじ」のかっこいい姿を見せるためにコンディションを整えたという譲二さんは、ステージに登場すると、威風堂々、新曲を歌い上げました。

山本譲二さん



続くフォトセッションでは、運ばれてきたビールを、撮影が始まる前から一口。会場が笑いに包まれる中、“(撮影の)画づくりのために、とりあえずね”と、フォトセッションが終わる頃には、ジョッキに並々と注がれていたビールを飲み干してしまう譲二さんでした。

山本譲二さん



久しぶりのビア・パーティーに、“50周年ってことで、なんかやろうってことで。みなさんが集まってくれるか心配だったんですけど、集まってくれて感謝”と、しみじみ。50年前の7月25日にデビューした譲二さんは、“あれから50年と思いますと、「よく頑張ってきたよね」というのはあります。売れない頃から頑張って頑張って、ひとつひとつ人並みのものを手に入れていって、家族を持って、いま孫がいて。”と、これまでの苦労を回想。

続けて、“迷ったり、苦しんだりするときも多々ありました。そんな時に守ってくれて、明かりも灯してくれてね。(だから)歩けたと思います。”と、妻への想いも真摯に語りました。

新曲の「妻よ・・・ありがとう」は、そんな妻への想いを歌にするべく、譲二さんが“俺はお前に作ってほしい”と吉幾三さんに作詞作曲をお願いした楽曲。
譲二さんは、“あいつ(吉さん)俺ん家来てくれて、俺のギターで「こういう感じになる」と歌ってくれました。だけど、「つまみくらい出せよ」って(言われた)...”と、楽曲制作のエピソードも明かしてくれました。

左から 吉幾三さん/山本譲二さん



カップリング曲には、孫への想いを歌った「恋しき孫よ」が収録されており、こちらは吉さんのアドバイスを受けて、一枚だけ「歌詞の一部を孫の名前に変えたCD」を作成したそう。
譲二さんは“それを孫に聴かせたらすごく喜んだんです。笑ってました。”と、優しい表情を見せました。

また、“(孫のためなら)なんでもできる。何かあったら、俺の命で良かったら使ってくれ。”と大きな愛をのぞかせる譲二さん。“このあいだ孫を祭りに連れて行ったら、通りすがる方が、「譲二さん」と声かけてくださった。それを見てた孫が「ジョウジじゃないよね、じぃじだよねって言うのね。それ聞いて抱きしめました”と、幸せそうにお孫さんエピソードを披露してくれました。

山本譲二さん



そんな譲二さん、お酒の話になると“大腸がんをやって「ここまでかな」と思う自分もいました。”と神妙な面持ち。“酒はやっぱり、やめられんですよ。嗜む程度にね”と、量には気をつけていることを明かしつつ“生涯、吉幾三と飲み続けたいと思っております”と、イタズラな笑顔を浮かべました。

【担当:芸能情報ステーション】

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