土用の丑の日にあわせて津山市の寺ではキュウリを供養し、真夏の暑さを乗り切る伝統行事、キュウリ封じが行われました。

キュウリ封じが行われたのは津山市大谷にある天台宗・石山寺です。土用の丑の日に行われる約400年続く伝統行事で、瑞々しいキュウリにあやかって健康と幸せを願います。

参拝者らの願いごとが書かれた紙をキュウリに巻きつけ仏前に供えると祈祷が始まります。本堂には読経の声が響き渡り、参拝者も心を一つにして祈りを捧げていました。

(参拝者は…)
「今年(2024年)は特に暑い夏なので、家族みんなが熱中症にならないように暑い夏を無病息災で元気に乗り切れたら」

(石山寺 加藤圓祥住職)
「交通安全や家内安全病気のことなど、いろんな願い事を書いて送ってくる。昔から続く伝統なので、絶やさずにこのまま続けていきたい」

祈祷したキュウリは7月25日、境内に埋めて供養されるということです。

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