コロナ禍などで一時停滞ムードだった街に活気を取り戻してほしいと、大手ビール会社が8月3日に鹿島市で開かれる花火大会を支援することになり、このほど市が発表しました。

【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「(花火大会)歴史があり元々肥前浜宿の漁港で打ち上げやっていた。その花火を市民の花火大会として模様替えしたのが10年前」

鹿島市などによりますと、8月3日に開催される鹿島市民納涼花火大会が、日本の風物詩「花火」を守るため、キリンビールが寄付するプロジェクトの佐賀県枠に選ばれたということです。

売り上げの一部のほか、ビールのQRコードを読み込むことで各都道府県から選ばれた花火大会を実施する自治体が表示され、各団体の思いや活動に寄付の投票をすることができます。
北は北海道から南は沖縄まで各都道府県の花火大会が選ばれています。
今年はあわせて1777発が打ち上げられる鹿島市の花火大会は、名前を変えながらも市民に寄り添う大会として45年続く歴史などが評価されたということで、80万円ほどが寄付されます。

花火は、60年以上続く伝統行事「鹿島おどり」のあとに打ち上げられ、約1万人の来場を見込んでいるということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。