俳優の平間壮一さん、多田直人さん(キャラメルボックス)、大東立樹さん、熊谷彩春さん、藤岡正明さん、霧矢大夢さんらが出演するミュージカル「無伴奏ソナタ-The Musical-」のゲネプロが25日行われ、ゲネプロの前には取材会が行われました。
本作は、2012年に演劇集団キャラメルボックスが初演し、圧倒的な評価を博した名作のミュージカル化。すべての人間の職業が、幼児期のテストで決定される時代を舞台に「音楽の天才」として見出された男の壮絶な人生を描きます。
演者は衣装のまま取材会に登場。初日を前に主演の平間さんは”舞台は何作品もやらせてもらったけど、いつになっても初日前は初めて舞台に立たせてもらうみたいに緊張している。準備はちゃんとしてたはずなのにどこか抜けているような心がぽかんとした気持ちです。だけど負けないように一生懸命頑張っていきたい”と話しました。
「音楽の天才」を演じる上で平間さんは、”音楽のことを勉強しなくちゃいけないと思ったけど、(本作は)SFみたいなファンタジー的なぐらいの領域の天才なので、今ある音楽を勉強するよりも自然の音とか雨の音を聞くようにして、自分だったらこういう音楽になるだろうなということを想像する日々でした”と役作りについて明かしました。
共演の大東さんは稽古を振り返り、”お稽古期間、皆さんから吸収することがいっぱいあって、まずお稽古が楽しかったです。お芝居のことも休憩時間に平間さんに相談しに行ったり…”と話すと、平間さんは ”「ハンバーガー食べたい」って言ったりね。甘え上手なんですよ”と、仲の良さを見せました。
今回大東さんはギターに初挑戦。半年間近く練習を重ねたそうで ”家でも生活するときにギターを抱えたまま生活したり、研究してました”と明かしました。以前のインタビューで「ギタリストの手になりたい」と話していた大東さんは、初日を前に”なれています!”と自信を見せましたが、稽古場でギターを教えてくれた藤岡さんの手と実際に比べてみると ”千秋楽に向けて藤岡さんみたいなギタリストの手にしていきたいです” と話し、会場を笑わせました。
【担当:芸能情報ステーション】
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