将棋の藤井聡太王位(22)=名人・竜王・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ七冠=に渡辺明九段(40)が挑戦する第65期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の第3局が30、31の両日、徳島市で指され、111手で藤井王位が勝ち、対戦成績を2勝1敗とした。

 角換わりの将棋となり、1日目の序盤に先手番の藤井王位が3時間10分の大長考をする場面があった。中盤以降も難解な局面が続き、最後は際どい終盤戦を藤井王位が制した。

 第4局は8月19、20日、佐賀県唐津市で指される。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。