海外の企業などに京都市への進出を呼びかけるセミナー(同市主催)が5日、東京ミッドタウン八重洲(東京都中央区)で開かれた。京都市の松井孝治市長や有識者らが、ビジネス拠点の視点から見た「京都の魅力」について議論した。

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 セミナーには、外資系企業や大使館の関係者ら約100人が出席。松井市長は「京都は多様な文化を受け入れつつ、発展してきた。世界中の突き抜けた人や企業にぜひ集まっていただきたい」とあいさつした。

 トークセッションには松井市長のほか、投資ファンド「インテグラル」のパートナー佐山展生さん、小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソンさんが登壇。大学が多く人材が豊富な点や、仕事以外のアクティビティーの充実など、海外の企業が京都に拠点を置く場合のメリットや課題について語り合った。関根和弘・朝日新聞GLOBE+編集長が司会進行を担当した。

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